「平均点」も成績表を見るときに大事な基準になります。
今回は、成績表を見ながら、「平均点」について考えてみましょう。
必修問題(絶対基準)について
医教の【看護師国家試験対策模擬試験 基礎問題篇の成績表】を見てください。
まずは、総合成績の欄の赤枠囲み部分を見てみましょう。

この時点での必修問題の全国平均点は37.7点でした。
あなたの得点は、これより良かったでしょうか?
そうだったとしても、40点未満では、残念ながら合格できません。
なぜなら、必修問題は50問中40問以上正答しないと、絶対に合格できない絶対基準で採点されるからです。
こうした絶対に40点以上とらないといけない場合は、平均点など気にすることなく、ひたすら40点を超えるための勉強をするしかないのです。
模擬試験は、本番の試験ではありません。模擬試験を受ける意義は、自分の勉強が順調に進んでいるのか、自分の今の力で合格までどれくらいなのかを把握するためのものです。
そう考えると、必修問題の平均点は、現時点でアナタが全国のライバルたちにちゃんと追いついているかどうかを知る手段と言えるでしょう。
一般問題+状況設定問題(相対基準)について

次に、一般問題と状況設定問題の平均点を表示しているところを見てください(黄枠囲み部分)。
黄枠部分の一般問題+状況設定問題の全国平均点とアナタの得点を見比べてください。
平均点とアナタの得点は、同じような傾向でしょうか?
看護師国家試験においては、一般問題+状況設定問題は「相対基準評価」であり、
その時の受験者の得点分布を基に合否のラインが変動します。
平均点以上の点数が取れているなら、現時点ではまあまあの進度、と言えるでしょう。
こうやって、自分の点数と全国の平均点と比べることにより、ライバルの進度と自分の進度を比べられるわけです。
以上、「平均点」について説明してきましたが、「平均点」にもウイークポイントがあります。
例を挙げて、説明すると……。
Aテストの2人の得点は100点と0点、
Bテストの2人の得点は、50点と50点でした。
この場合のそれぞれのテストの平均点は、何点でしょうか?
そうですね、どちらのテストも平均点は50点なのです。
ということは、AとBのテストの難易度は同じ???

こういう状況を助けるために「偏差値」という指標が存在します。
第2回でも少し触れましたが、近々、ナゾの指標「偏差値」を大解剖してみたいと思います!乞うご期待!
