ダイオキシンについて

今回いただいたご質問


 
質問

講義でダイオキシンについて勉強しましたが、今ひとつよく分かりませんでした。
そもそもダイオキシンって何ですか?教えてください。

回答

ご質問ありがとうございます。

<ダイオキシンの種類>
ダイオキシン(正確にはダイオキシン類)には、大きく分けて下記の2種類があります。
・ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)
・ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)

<性質の特徴>
ダイオキシンは無色無臭の固体です。また、脂肪には溶けやすいですが、水にはほとんど溶けません。

<発生機序>
ダイオキシンは、炭素・酸素・水素・塩素に熱が加えられるような工程で発生します。
例として、以下のような場面が挙げられます。
・ごみの焼却による燃焼工程
・金属精錬の燃焼工程
・紙などの塩素漂白工程

<人体への影響>
これまでの研究により、ダイオキシンには強い毒性(発がん性、催奇性など)があることがわかっています。
また、体内に取り込んだダイオキシンは、体内半減期(体内に取り込まれた物質が半分量になるまで代謝されるまでの期間)が7年~11年ともいわれており、長期間に渡って体内に停滞することが予測されています。

では、ここまで整理した上で国家試験の過去問題を実際に解いてみましょう。



チャレンジしてみよう


 
問題
〔問題〕
ダイオキシンで正しいのはどれか。
1.
毒性は弱い。
2.
水に溶けやすい。
3.
規制する法律はない。
4.
廃棄物の焼却で発生する。
解答
毒性は強いです。
脂肪に溶けやすく、水には溶けにくい性質があります。
ダイオキシンを規制する法律として「ダイオキシン類対策特別措置法」があります。
正しい。
正解 


編集後記


 
担当者

医教編集部のまんまみーやです。

今年度、国家試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした!
「合格発表まで何となく落ち着かない~!」という人もいるかもしれませんが、まずは国家試験まで頑張ってきた自分を褒めてあげましょう!

来年度以降受験される皆さん、いよいよ自分達の番だと少し気が引き締まってきたでしょうか? 国家試験合格へのポイントは、早い時期からの準備が重要です。まだまだ時間があると思っていると、あっという間に時間が過ぎていってしまいますので、今のうちからしっかり計画を立てていきましょう。

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