ご質問ありがとうございます。
危機とは、「人生上の重要目標の達成が妨げられた時、初めに習慣的な課題解決方法を用いて解決しようとするが、それでも克服できない結果発生する状態」(カプランによる定義)のことです。
危機には、大きく分けて2つの種類があります。
(1)成熟に伴う危機
発達危機とは、乳児期から老年期まで、人生のある時期にあらかじめ起こり得ると予測できる危機のことです。具体的には、就職や結婚、退職などがあります。
(2)状況に伴う危機
状況的危機は、さらに2種類に分けて考えることができます。
ひとつは、失業や離婚、死別など、社会的危機とよばれるものです。そしてもうひとつは、地震や火災、事故など、偶発的危機とよばれるものです。
なお、一般的に「危機」とは、状況的危機を指す場合が多いといわれています。
どちらも、危機を感じている状況では心が大きく揺さぶられることが多く、無意識のうちにストレスを抱えていることも決して珍しいことではありません。看護師は、対象の言動に気をつけながら、適切な形で危機を乗り越えていく方法を、共に考えていく姿勢で接することが求められます。
では、国家試験の問題を実際に解いてみましょう。 |