オプソニン効果について

今回いただいたご質問


 
質問

「オプソニン効果」とはどのような効果なのですか?教えてください。

回答

ご質問ありがとうございます。

ヒトの身体は、皮膚や粘膜によって覆われていることによって、外部からの異物(細菌やウイルス)の侵入を防ぐことができます。しかしながら、異物は皮膚や粘膜を乗り越えて、体内に侵入してしまうことがあります。

そうすると、ヒトの身体は異物の侵入を感知し、補体や貧食細胞が異物に立ち向かいます。補体は異物と結合することで、異物を破壊します。

一方、貧食細胞(好中球やマクロファージ)は異物を丸ごと飲みこんでしまい、消化することによって異物を分解します。このとき、貧食細胞は異物をそのままの形で食べるよりも、いったん補体によって破壊された状態の方が、異物をより飲みこみやすくなります。

このように、補体の働きによって貧食細胞の働きが促されることを「オプソニン効果」といいます。

では、第98回の国家試験の問題を実際に解いてみましょう。



チャレンジしてみよう


 
問題
〔問題〕
オプソニン効果を生じるのはどれか。
1.
好中球
2.
好塩基球
3.
Tリンパ球
4.
Bリンパ球
解答
上記の通り。「オプソニン効果」は、補体が異物に結合することで、貧食細胞(好中球やマクロファージ)の働きを促す効果のことを示します。
正解 


編集後記


 
担当者

今回は医教編集部のまんまみーやが担当しました。
国家試験まであと3か月となりました。

私は国家試験の1か月前にインフルエンザで高熱を出し、数日間寝込んだ経験があります。当時は寮生活をしていたのですが、悪寒と関節痛がひどくてトイレまで自力で歩けず、寮生(しかも受験生)に介抱されるほどひどい症状でした。
結局、「他の受験生に感染してはいけない」との配慮から、実家で療養することになったのですが、試験勉強ができない焦りでとてもハラハラした記憶があります。

受験生のみなさん、早寝早起き・うがい手洗いなど、試験前の体調管理を十分に行いましょうね!

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