ご質問ありがとうございます。
心カテに関わらず大腿動脈から穿刺するアンギオの場合は足背動脈触知、冷感の有無、しびれ感、疼痛などの下肢血栓症には注意します。
カテーテル操作で血栓が末梢に飛んでしまったり、大腿動脈から穿刺した場合そのカテーテル自体が循環の妨げになってしまうからです。ですから、大腿動脈以降の下肢の末端にある足背動脈を確認することで血栓が飛んで血流が途絶えていないかどうか観察をする必要があります。
そのためには、検査前から患者さんの足背動脈の強さ、左右差などの観察が大切で、術前から足背動脈にマーキングをします。また、足背動脈がわかりにくい場合は後頸骨動脈で確認することもあります。
検査後はただ足背動脈を確認するのではなく、下肢血栓症に注意した観察が必要です。意思疎通の図れる患者さんでしたら足の指を動かしてもらう、何か症状はないかの声かけからも観察もできますね。
カテーテル検査に関する問題は出題されることも多いです。この機会に知識を整理してみるといいと思います。では、過去に出題された国家試験問題を解いてみましょう。 |