緑内障とは眼圧の上昇により視神経乳頭における循環不全や視神経の萎縮が起こり、視野欠損や視力低下などの視機能障害を引き起こすものをいいます。
眼圧上昇の原因は種類により異なり、大きくは開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障にわけられます。
症状としては、初期ではほとんど症状を自覚することがなく、視神経乳頭の構造的に弱い上下の鼻側から視野欠損を生じるのが開放隅角緑内障です。
また閉塞隅角緑内障の急性発作の場合、著明な眼圧上昇により虹視、眼痛、充血、頭痛、悪心・嘔吐、視力低下などが起こります。
緑内障の治療は眼圧を下げることが第一目的となります。隅角を閉塞させる原因を日常生活で作らないようにすることが非常に重要で、心身の安静、禁酒、ストレス除去などの指導が必要になります。
また急性発作の場合、症状が急激に出現するため不安の緩和や眼痛軽減のために冷罨法などが行なわれます。
視野欠損に伴う危険を予防し、治療によっても失われた視機能は戻らないことを説明し、治療目的は進行の予防であることを十分に理解してもらうことが必要になります。
以上のことを踏まえて、問題を解いてみましょう。
|