ご質問ありがとうございました。受け持たれた患者様の状態がわからないので、一般的なお答えになってしまうと思うのですが、お許しくださいね。
腰部後方固定術は一般的に、腰椎すべり症・腰椎変性側弯・腰椎分離症・不安定腰椎・腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が適応となります。神経の圧迫除去(減圧術)と一緒に行われることもあります。
一般的な手術後の経過では、手術当日から合併症予防のために体位変換を行います。ただし、手術した部分にひねりを加えてはいけないので、棒状体位変換(上半身を真っ直ぐにしたままで体位変換をします)が必要です。そのため、患者さん自身では行わずに全介助で行います。仰臥位・側臥位どちらをとって構いません。術後はかなり痛みを伴うため、頻回に体位変換を求められることもあります。脊椎の手術は痛みが強く、患者様の安静を保つため鎮痛剤も使用されますが、術後は徐々に減らしていきます。
手術後は、施設にもよりますが、早いところでは翌日にはギブスを巻き歩行器歩行が可能となります。その後、コルセットを装着し、経過がよければ2、3週間ほどで退院が可能になります。固定が落ち着くには3ヶ月から半年ほどかかるので、コルセットを装着したままの生活となります。少なくともその間は、腰を強く曲げたり、重いものを持ち上げたり、腰を捻ったりしないように気をつけていただきます。
国家試験では、腰椎圧迫骨折や骨粗鬆症に関連した問題がよく出題されていますが、過去には脊髄の神経レベルに関する問題もあります。実際の過去問題を見てみましょう。
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