それを使って呼吸するとセロトニン分泌が活発になる!

あなたも丹田をもっています

たんでん

丹田はおヘソの下あたりの筋肉。腹筋のことです。この丹田をつかって呼吸すると、脳内に神経伝達物質セロトニンがふんだんに放出され、心が落ち着いて爽やかな気分になり、集中力が高まります。セロトニンは痛みや疲労、ストレスなども感じにくくしてくれるのだそうです。

★セロトニンが充実していると・・・温厚になる。意欲的になる。安眠できる★

これ、自給自足でゲットできてしまうのですから、ゼヒ、試みてみたいものです。


普段、わたしたちはお腹から胸の間で呼吸してます(胸式呼吸)。ストレスを感じると肩で息をするようになり、肩コリ、頭痛など自律神経が失調ぎみになります。だから、息をたっぷり吸ってリラックスしたい場合は腹式呼吸がよいと言われています。

腹式呼吸にも2種類あって「順腹式呼吸」と「逆腹式呼吸」とがあります。前者はコーラスなどでつかう西洋式発声法。息を吸う時に下腹を膨らませ、吐く時にへこませる。横隔膜の繊細な動きを作り出すために必要な呼吸法だそうです。
いっぽう、後者の「逆腹式呼吸」ですが、坐禅・瞑想・読経などでつかわれる丹田をつかった呼吸法のことです。腹筋による呼息(吐く息)が中心。息を吸う時にではなく、吐く時に自然に下腹がふくらむようにします。「気」をズーンと丹田に集中していく。坐禅などでは「ヘソから息を出すように」と教えてくれるそうです。


自分なりにアレンジを加えていくとよいのだそうですが、以下が基本的な呼吸法。
その(1)・・・3秒間息を吸う。
その(2)・・・2秒間吸った状態を保つ。
その(3)・・・15秒以上に時間をかけて、細く長い息を吐き出す。
いったん休憩し、しばらくして、これを5回ほど繰り返す。。。

難しく考えず、「丹田をつかってます」と意識することが大切とのこと。

呼吸


「音読をする呼吸法」である読経も脳への影響は非常によく、血液中のセロトニン濃度が増加するようです。本格的なお経の内容はちんぷんかんぷんでも、丹田を意識しながら、「ナンマンダー」など、きまったフレーズを繰り返し唱えるだけでもかなり効果があるとか。

ただし、部屋から夜な夜なお経を読む声が聞こえるのも少し不気味かと思いますので、まずは、無音でできる丹田呼吸法を習得して、セロトニン充実を目指しましょう!

*腹式呼吸についての説明が動画にてご覧いただけます。