女性が多い職場はなにかと気を使います。
またまた半泣きでSOSのメールを送信してみると…。

メール

差出人
hannaki♡ikyo.jp
件名

人間関係って難しいです…。

宛先
anego♡ikyo.jp
あねご、夏休みになりましたね。
私はちょっとリッチに学生時代の友人と旅行する予定です。
今回は、女子の世界について愚痴らせてください。
圧倒的に女性が多い職場、いろんな先輩がいます。
もちろん、頼りになるプリセプター(教育指導を行う先輩)や、
いつも冷静な先輩に何度も助けられたのも事実。
でも、ミスしたことをいつの間にかみんなが知っていたり、
陰でいろいろ噂話をしているのを聞くと、
いつ私もそのターゲットになるのかと、
ちょっぴり人が怖くなりました。
職場の人間関係、どうしたらうまくいきますか?

メール

件名

Re:人間関係って難しいです…。

こんにちは。社会人になるとちょっと豪勢に旅行できるよね。
私も夏休みは旅行する予定です。
お互いリフレッシュできるといいですね。
さて、社会人が退職を考える理由を調査すると、
必ず上位に「人間関係の悩み」が挙がります。
つまり看護師に限らず、職場の人間関係に悩むことは多いってこと。
今回は、私が実際に同期と一緒に乗り越えた方法を伝授します。

1)自分の業務遂行能力の低さに起因することは、素直に認めて同じミスはしない。
→で、それ以上の感情的な相手の発言はスルー。
2)みんなに好かれる同僚の”好かれる理由”を分析して真似てみる。
→忙しくても笑顔で仕事をする、気遣いがピカイチなど。
3)とにかく目の前の仕事に集中する。
→仕事ができるようになって周囲の評価が上がるかも。
4)友達づくりの場ではないから、自分と合わない人がいてもあきらめる。
→病棟勤務なら嫌な人と仕事をするのは月に数日。きっと乗り越えられる。
5)あまりにもギスギスした職場は、実は業務が多忙すぎる、給料ややりがいなどが影響している場合も。
→そう考えれば先輩も被害者だと許せる。
6)心許せる人を大切にする。
→私の場合は、同期の友人&社会人大先輩の父親でした。

人と人が関わって仕事をする以上、
“人間関係の悩み”は永遠のテーマだと思います。
ただ、限度を越えるような事は、
きちんと上司に相談(病院によっては別の窓口があることも)してね。
また、悩んだらメールください。
第5回 悩みの種は人間関係の巻

(テキスト:sakura nurse イラスト:中村まーぶる)