看護師の仕事って想像以上に難しい…。
頼れるあねごに相談してみることにします。
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あねご、新緑がまぶしい季節になってきました! 毎日覚えることばかりで忙しいけれど、休むことなく元気に働いています 看護学生の頃を思い出すと、一日のはじまりは環境整備だったなと。でも、今の職場はベッド回りや床頭台などは看護助手さんが掃除してくれます。まあ、そもそも処置やら清潔ケアやらで、忙しくてそれどころじゃないって思うときもあります。 でも今日、夜勤で申し送りをした先輩から、「枕元にティッシュがいっぱいあったよ。痰の量が増えてきているんじゃない?もっとベッドサイドからも情報集めてきて!」って言われてしまいました。 昨日は受け持ちの患者さんに、「窓際に移りたい」って言われて。ちょうど窓際の患者さんが退院したからいいかなと思って移動したら、全身性エリテマトーデスの患者さんだったから、直射日光は症状増悪のリスクがあって禁忌で。 療養環境を整えるのは難しいですね…。 |
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こんにちは。毎日元気に頑張っているみたいですね。勤務休まず取り組めていてえらい!自分を褒めてくださいね。でも、気を張っていて疲れもたまりやすい時期なので、時には肩をぐるぐる回したりして筋の緊張をほぐすと、気持ちの緊張もほどけやすくなりますよ。 確かに、看護師になると環境整備に対しての意識は低くなりがちです。でも、年数を重ねるほど、療養環境を整えるのって難しいし大切なんだと実感します。 また、一年目で視野が狭くなりがちなときは見落としがちなのがルートの整理。重症度の高い患者さんの場合、点滴、膀胱留置カテーテル、モニターなどいわゆるルート類も増えてくると思いますが、きちんと整理して見やすくすることは、医療事故を防ぐことにもつながります。 ベッドの配置も一筋縄ではいかないことも多々。今回のように疾患から禁忌の場合もあります。脳梗塞で麻痺のある方の場合、使いやすいように物品を配置する必要もあります。また転倒転落や夜間せん妄などを起こしやすい方の場合は、ナースステーションの近い場所、目の届きやすい場所にベッドを移動するケースも多いと思います。 患者さん一人ひとりが違うように、その患者さんが求める、あるいは医療上必要とされる療養環境も一人ひとり違います。そのことを意識するだけでも、きっと見えてくるものがたくさんあると思います。 |
(テキスト:sakura nurse イラスト:中村まーぶる)