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医教の国試対策勉強法

医教の国試対策勉強法|【第20回】全11科目別国家試験対策「在宅看護論」「看護の統合と実践」パート1(2017.01.06)

 このコーナーでは、第106回国家試験に向けた医教オリジナルの国試対策を隔週で紹介していきます。全11科目をそれぞれ2回に分け、パート1で第105回国試各科目の特徴を分析し、パート2では実際に問題を解きながら、過去問との比較によって出題の意図と対策法を考えます。国試対策の注目ポイントの1つに「過去問の徹底見直し」があります。出題形式が変わっても、未来の看護師に国が知っていてもらいたい知識は大きく変わりません。科目ごとの頻出のテーマを丁寧に振り返ってみましょう。

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【医教オススメの過去問学習の主要3ポイント】

正解選択肢の文章を覚えているならまだしも、正解番号だけ覚えてしまうという過去問学習では、バラエティに富んだ選択肢が並ぶ昨今の看護師国家試験を突破することは困難です。 そこで、医教からの提案です。
過去問を解く際に、次の3ポイントを意識してみてください。
(1)何を問う問題なのか、出題者の意図を把握する。
(2)選択肢の○についてなぜあっているのかを吟味する。
(3)選択肢の×についてなぜ間違っているのかを吟味する。
ポイント(1)の「出題者の意図を理解する」ためには、ポイント(2)と(3)の「○選択肢・×選択肢の吟味」が重要となります。(2)と(3)に注意をむけていると、出題者の意図が浮き彫りになり、どんな角度から問われても正解にたどりつけるようになるのです。中でも、後回しになりがちな「×選択肢の吟味」が勝敗を分ける重要ポイントにもなります。

【誤肢の存在意義をないがしろにしない】

誤肢はただ間違っている選択肢ではありません。思わず「うまい!」とうなってしまう奥深い誤肢が国試にはたくさん隠れています。誤肢の理解によってぐっと学習が進み、同じテーマの問題に出合った時に慌てずにすみますよ。

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さて、今回は「在宅看護論」と「看護の統合と実践」パート1。第105回国試の「在宅看護論」では、ケア内容そのものというよりは、介護保険法による訪問看護や訪問看護ステーションの管理運営など、法律や社会資源に関する問いが多く見られました。「看護の統合と実践」では、今まで「災害看護」「外国人患者への対応」のテーマがほとんどの状況設定問題で、「点の看護」ではなく、時間の流れと連携によって生まれる「線の看護」による総合力を問う内容で、この科目で学ぶべきテーマの真打ち登場という印象を受けました。それでは、ベースになっている過去問学習ポイントについて考えてみましょう。

【第105回看護師国家試験「在宅看護論」の特徴】

  1. 特徴在宅ケアの内容そのものより社会資源の仕組みや利用法を問う。

【例1】

☆午後問題89:
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1.介護予防サービスである。
  2. 2.24時間を通じて行われる。
  3. 3.地域密着型サービスである。
  4. 4.重症心身障害児を対象とする。
  5. 5.施設サービス計画の作成を行う。

正解/2・3
第105回国試「在宅看護論」での社会資源関連問題:AM62・AM63・PM63・PM89
ベースの過去問:第102回、第104回
学習ポイント:平成24年開始の介護保険の地域密着型の新サービス。介護予防サービス、施設サービス、重症心身障害児、児童福祉法



【第105回看護師国家試験「看護の統合と実践」の特徴】

  1. 特徴「総合力」を試す「看護の統合と実践」最大のテーマが状況設定問題に登場。

【例題】

☆午前問題118-120:
Aさん(50歳、女性)は、子宮頸癌の終末期で入院し緩和ケア治療を行っている。倦怠感は強いが食事は摂れている。麻薬を使用し疼痛のコントロールはできており、ふらつきはあるがトイレ歩行はできる。医師からは余命2か月と告知されており、退院して自宅で最期を迎えたいと希望している。主な介護者となる夫は58歳で、5年前の脳梗塞の後遺症で不全麻庫がある。経済的には安定している。子どもはいない。
午前問題118:
病棟看護師はAさんと夫とを交えてカンファレンスを行った。夫は「妻は体力がとても落ちて、見ているのがつらいです。病気が進行すると動けなくなると聞きました。私は介護に自信がありません」と不安を訴えた。
Aさんと夫への今後の不安に対する対応として最も適切なのはどれか。
  1. 1.生活保護の手続きをするよう促す。
  2. 2.要介護認定の申請手続きをするよう促す。
  3. 3.家事をしてくれる人を雇用するよう促す。
  4. 4.訪問リハビリテーションの利用を勧める。

正解/2

午前問題119:
看護師が退院に向けて最も連携すべき職種はどれか。
  1. 1.理学療法士
  2. 2.管理栄養士
  3. 3.介護支援専門員
  4. 4.保健所の保健師

正解/3

午前問題120:
退院後1か月。訪問看護ステーションの看護師が訪問した際、夫から「妻は痛みで苦しんでいる様子はない。トイレと食事以外は眠っていることが多く、このまま死んでしまうのでしょうか。家で看取ることができるか不安です」と相談を受けた。
夫への支援で最も適切なのはどれか。
  1. 1.夫に頑張るよう励ます。
  2. 2.病院に入院するよう提案する。
  3. 3.麻薬の量を増やすことを提案する。
  4. 4.Aさんが希望する看取りの場について再度話し合う。

正解/4
ベースの過去問:第98回(基礎看護学)、第101回(在宅看護論)、第102回(基礎看護学・在宅看護論)、第104回(老年看護学)
学習ポイント:終末期看護、緩和ケア、在宅での看取り、アドバンスディレクティブ〈事前指示〉、他職種連携、就業施設別看護対応、看看連携


 次回、「在宅看護論」と「看護の統合と実践」パート2にて、取り上げた問題の各選択肢の○と×を吟味し、また、学習ポイントを押さえながら、それぞれの国試対策を提案いたします。

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