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おたすけ!コメディカル部!

今後、ますます重要視されてくるチーム医療。
コメディカルの分野で働くプロに、看護師とどのように関わって仕事をしているかを伺いました。

おたすけ!コメディカル部! | 第4回 理学療法士「互いの専門性を発揮したアプローチを」

今回ご登場いただいたのは、東海地方にある総合病院で働くナカタニさんです。理学療法士という立場から、看護師との連携や、患者の自己管理についてまで幅広いお話を伺いました。

【理学療法士】

  1. 1)リハビリの専門職。大学・短大・専門学校などの養成校で3年以上学んだ後、国家試験を受験します。
  2. 2)身体機能に障害のある人に、運動療法、電気や温熱を使った物理療法で、基本的動作(起き上がり、筋力の強化、座位の保持、車いすへの移乗、歩行など)の回復や維持、悪化の予防などを行います。
  3. 3)医療や福祉の分野をはじめ、健康管理、スポーツなどの分野にも活躍の場が広がっています。

【ナカタニさんプロフィール】
理学療法士11年目の30代男性。総合病院で超急性期から在宅まで幅広くリハビリに関わっています。理学療法士になったきっかけは、スポーツで怪我をすることが多かったから。また、腰痛で悩んでいたときに出合ったピラティスを通じて自己管理の視点も重視するようになり、ブログ「理学療法士によるリハビリ・ピラティス・予防」を運営している。

<part1>自分の仕事は患者さんの人生を左右する

ナカタニさんは理学療法士のお仕事をどのようにとらえていらっしゃいますか。
理学療法士の仕事は、病院・在宅・企業・予防分野・スポーツなど職域が拡大していますが、多くは病院勤務であり、入院や外来の患者さんのリハビリテーションを行っています。
入院患者さんの場合には、麻痺がある人や体力が低下した人に対して、歩く・立つ・起き上がるなど基本的な日常生活動作を獲得できることを目指すアプローチが多いです。また、呼吸や嚥下面を良くすることも大切な役割で、身体の土台づくりをするのが重要な仕事だと思っています。
仕事のやりがいはどんなところにあるのでしょうか。
理学療法士の専門性を生かして目の前の患者さんを良くすることが、理学療法士としての醍醐味になります。
しかし、目の前の患者さんだけにマンツーマンで対応することには限界がありますので、もっと違う視点をもつ必要があると感じています。そのため、組織としていかに幅広く質のよいサービスを患者さんに提供するかということを考えています。現状の仕組みでは問題がある部分を組織として変えてゆくことも一つのやりがいです。ブログはその一つの手段であり、現場では限界を感じている部分をネットから情報発信することで社会貢献をしたいという思いで運営をしています。
では、働くうえで大切にされていることを教えてください。
自分の仕事は患者さんの人生を左右するということを常に意識しています。患者さんがリハビリ担当者を選ぶことは仕組みのうえで難しく、たまたま自分が担当になるわけです。患者さんのために厳しく接することもありますが、長期的にみて、「あの人がリハビリの担当でよかった」と患者さんに思ってもらえるような関わりをしたいと考えています。


(写真はイメージです)
リハビリにおけるチーム連携に関して聞かせていただけますか。
看護師さんとの連携は必須です。ICUでの急性期リハビリを例にあげると、患者さんは重度で様々なデバイス(機器)がついている状態で、かつ刻一刻と状態が変化しています。その環境下でも、早期離床や廃用症候群予防が大切になってきますが、ICUに常駐しているわけではない理学療法士一人では何もできません。リハビリを行う際には、まずは看護師さんに全身状態の確認をする必要があります。「今日は離床すべきかどうか?」「適切なポジショニングはなにか?」などをディスカッションします。
リハビリにも協力してもらうのですよね。
はい。離床訓練を行う際には看護師さんと一緒に行うことが必要になります。看護師さんには点滴や人工呼吸器などのデバイスの管理をしてもらい、理学療法士は体を支えたり呼吸を促したりします。看護師さん・理学療法士がお互いの専門性を発揮して力を合わせて患者さんにとってベストであると思われるアプローチしていくことが大切です。

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<part2>「自分のことを理解して!」なんてただのわがまま

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